講習会(2012年9月13~14日:フランス)
フランス・アルザス地方で開催された“ヨーロピアン・パッチワークミーテイング”で、「コンテンポラリーの小さなブロック(キルト)」と「ちゃんちゃん(ジレ)」の講習会(レベル:中級以上)をしました。
講習を受講された生徒さん達は、フランス・ドイツ・スイスの方達。
皆さん、講習会で使用した日本の生地(着物地)と刺し子に大変興味をもたれていて、日本の文化をよく理解して下さいました。皆さんの真剣な仕事ぶりに、私も教えられる事が多く、とてもよい経験をさせていただきました。
フランスでは、講習会場にティ-タイムのコーナーがありまして、誰もが縫い物をしながら自由にお茶を入れて飲む事ができるようになっています。
それぞれの手作りのバッグやキルトの小物を見せ合ったりもし、アットホームな雰囲気の中で講習会をする事ができました。
また、通訳の中村さんには、日本の昔からの風習やキルトの専門用語等の難しい表現を綺麗なフランス語で丁寧にご説明いただきました。
講習会後、生徒さん達から、
「まるであなたのお家に遊び行って教えてもらってるみたいで、とても楽しかったです。」
「あなたの生まれた土地の文化は素晴らしいですね。」
と声をかけていただきました。
言葉が通じなくても、「縫う」「キルト」「手作り」という共通の好きな事で、心が通じあうという事に感動しました。
あっという間の2日間。
とても楽しいひとときでした。
この様な経験が出来ました事に感謝しています。
(2012年9月13日・14日 第18回カルフール・ヨーロピアン・パッチワーク:フランス)
キルト日本展の作品と同じテクニックを使います
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ストリングテープの説明
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授業中にほぼ完成された生徒さんもいらっしゃいました
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刺し子ステッチがポイントです
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刺し子ステッチの実演
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力布の付け方
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こちらもほぼ完成された生徒さんがいらっしゃいました。
前列左が通訳の中村和花(のどか)さん。 後列右は友達のジョルジェッタさん。 この講習会のためにパリから駆けつけてくれました。 |
娘が作った「簡単フランス語」。
生徒さんに声をかける時に活用しました。 |